自転車と銀杏の水彩画の工程を解説!

こんにちは!講師の稲田です。
だんだんと肌寒くなり、私は鼻水が出てくる今日この頃(^-^;
みなさんは体調はいかがでしょうか。

秋になり徐々に木の葉も赤色や黄色が混じってきましたね。
そこで今回は白い自転車と銀杏を描いてみました!

マスキング液やアクリルホワイトを使って制作しましたので、
工程を画像と共に解説していきます。

下書き1

まずは下書きです。自転車のバランスや地面の銀杏のバランスを決めていきます。
今回は人工物(自転車)が主役なので、丁寧に、線はまっすぐ、時にはきれいな円弧になるよう形をとっていきます。
一発で線をきれいにとることは難しいので、きれいな形になるまでしぶとく整えます。

下書き2

大枠が決まれば、さらにディティールを描き込んで下書き完成です。
みがあっても味のある良い絵は出来るのですが、今回はキッチリいきたかったのでタイヤの角度、地面のマス目や奥行きなど気にしつつディティールを描きました。

自転車は白色として、下地の白を残そうと思います。
そこは塗らないまま地面は塗りたい、そんなときに活躍するのがマスキング液です!

色塗りに入る前にマスキング液を筆にとり、自転車のフレーム部分に塗ります。
それが乾いてから、その上から地面のコンクリートと銀杏を塗ります。

マスキング液が乾いたら指でこすって取っていきます。
するとマスキング部分は白いまま地面が塗れました!

次に下地の白さを活かしながら自転車を描き込んでいきます。
丁寧に黒い部分やオレンジの部分を塗っていきます。
ところどころアクリルホワイトを使ってハイライトや細かい線なども描いてさらにディティールアップ!

次に銀杏のディティールを描きます。
銀杏と地面との影が立体感を演出するので、自転車に近い部分を中心に影も描いていきます。
最後に空間を引き立てる地面のブロック線を引いたら完成です(^^

人工物は花や木などの自然物とは違って狂いが分かりやすいので、キッチリしぶとく下書きを描くことをお勧めします!

京都 二条城前 水彩画教室 紫水庵では、初心者の方でも丁寧に解説しながらマンツーマンに近い形で授業を進めていくので、どなたでもお気軽に体験会にご参加ください(^^)/

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