「パスタとワイン」の作業工程をお見せします!

こんばんは!講師の稲田です(^^)/
いよいよクリスマスですね。
皆さんの家庭ではこんなかんじでワインやパスタを
みんなでクリスマスパーティをする時に
食べたりするでしょうか?

こちらの作品の参考画像は生徒さんから
いただきました。
ウェットインウェットで描いてみましたので
すこし上級者向けですが是非制作過程を
見てみてください!

下書き

まず下書きです。
お皿やグラス、ビンをテーブルの上にきちんと乗せることがポイントになります。
(きちんと乗せないと空間がゆがんで見えてしまいます!)
その為には、コップや瓶の底の楕円を意識します!(^^)!
手前の皿の楕円は縦の幅も広く、奥に行く食器ほど楕円の縦の幅を狭くしていきましょう。
そして、各食器の楕円はすべて平行に!これで、自然に見えるはずです。

パスタは一本一本描いてもいいですが、同じ流れの部分は省略しても大丈夫です!(^^)!

ウェットインウェット

塗りの最初のステップは、
水で紙を湿らせ、飛び出してもいいので思いっきり
イメージの色を乗せていきます。
(今回はオレンジ、紫、青の組み合わせにしました)

滲みがきれいになるよう、紙が乾くまでにポイントです!
(色を重ねすぎると濁ってくるので注意!)

ワイン、グラスの調整

順番決まっていませんが、上の瓶やグラスから加筆していきました。
瓶、グラスなどのポイントは、一番明るいハイライトと暗い部分と、際(きわ)です!
特にグラスの際(きわ)をよく観察し、暗くなってる際と明るくなってる際の強弱をしっかりつけましょう。(明るくなってる部分は筆で白く消していく)

慣れが必要ですが、急に暗くなる部分や急に明るくなる部分が見つけられれば、
グラス系独特なシャープさに近づきます!(^^)!

パスタの加筆

次にパスタですが、一本一本見ずに、まずドーム型ととらえて大きな立体感を付けます。
その後にパスタの流れを観察し、だいたいで良いので一番暗い影から細部を詰めます。

仕上げ

料理にはテカリがあった方がしずる感が出るので、ハイライトを入れていきましょう。
最後に白くしたい部分、シャープにしたい部分は筆で色を抜いていき、
コントラスト強めにしたい部分は、濃い色をいれていきながら、完成させました。

いかがでしたか?今回は少しコツと慣れが必要ですが、グラスなどのポイントをつかめれば、描ける幅がグンと広がります(^^)!

京都二条城前 水彩画教室 紫水庵では、このような描き方のコツなどを、初心者向けから教えています。
生徒さんとレベルに合わせたレッスンですので、気になった方は気軽に体験会にご参加くださいー(^^)/

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