こちらの夕陽の写真を講師二人で同時に描いてみました!
きっかり二時間です。
夏の二条城の横の通りで夏の夕陽は燃えるように結構激しくなりますよね。
影の色も写真では黒に近いほど濃いです。
こちらは男性講師のじゅんや先生作。
まず全体に水を塗ってからにじみできれいな色を入れていきます。
乾いてから濃いめ、水少なめで細かく描いていく描き方です。
明暗差がはっきり出ていて
とても見やすい作品ですね!
手数少な目で奥もあっさり描きつつ建物の最低限の
情報もとらえられています。
夕陽は黄色、オレンジが発色良いです。
画面の端、数ミリも少し白く残しているのもこだわりポイントですね!
こちらは女性講師のあいこ先生作。
同じくはじめは水を引いて滲みで描いていくウェットインウェットで
描いていきます。
明暗差はつきつつ、柔らかく淡い陰影が特徴的ですね。
それでいて濃いオレンジは後からしっかり入れて夕陽に彩度が集中しています。
空もグレーというより紫やピンクの色が入っています。
生徒さんは作品を見ただけで
どちらの講師が描いたかすぐわかるかもしれません(^^)/
同じ先生でもコントラスト(明暗)のつけ具合や
使う色もすこーし違いますね。
色使いは個性が出るところです!
特に色はこうじゃないといけない、というのはなく
正解はありません。
ただ、にごらないようにすることだけ
念頭に置いてください!
好きな色、こだわりの色をみつけてみましょう!
又、この作品は建物が見えていますので
建物のデッサンは鉛筆の段階でしっかりとらえてあげると
違和感がないと思います。
京都、二条城前水彩画教室紫水庵は
先生も二人おりまして
様々な角度からアドバイスできますので
なんでも聞いてみてくださいね!
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