デッサンの勉強も大事です!

講師作品

みなさん、こんにちは!
少しずつ暖かい日が増え、各所で桜も一気に咲いてきましたねー。
花粉の量も今年はとても多いらしいのですが、
みなさんは大丈夫でしょうか??(^^;)

さて、今回はデッサンのお話です!

生徒作品

風景画、人物画、静物画など、水彩画にはいろいろな種類の絵がありますよね(^-^
それらに共通して必要となる技術の一つが、「デッサン力」です。

絵をうまく描くため、うまく見せるためには
ある程度のデッサン力が必要になります!(ある程度でいいです)


極める必要はなく、求める絵柄によって必要レベルも変わってきますし、
自分のペースで勉強することをお勧めします(^^)

デッサン力というのは、ただ物を正確に写し取る技術だと思われがちですが、
他にもさまざまな面で役に立ちます(^^)


空間を把握しやすくなりますので、どこを描いてどこを省けば、
絵をより美しく見せられるのかが分かるようになってきます。


例えば、花の絵でも花びらや葉っぱを全部隅々まで描かなくても
一部だけ描いて花らしく見せて、あとは省略したり、

出来上がった画面に何かが足りないと思った時に、
何をすればいいかの判断力も身に付きます。
そこに花を足すのか、背景の一部に暗い色を足して色幅や空間を出したり、などの
判断をして絵の質を上げることが可能です(^^)

色に対しても敏感になり、いろいろな対象物の観察力がアップします!

旅行や散歩では、草木や建物の光、影の色の移り変わり、季節の色、気温の色、

雑誌や映画を観ると、ヨーロッパ独特の空気や色、日本独特の空気や色、光や緑色の違いが分析でき、

高級感のあるブランドの広告や美術館の絵画を見て、
こういう演出、色を使ってるからこういう感じに見えるのかー、
高級感、感情の色、ディティール、粗密の関係はこうなのかーなどなど。

あげればきりがないですが、デッサン力(観察力)があれば、
見ているものの特徴を把握しやすくなりますし、
今度はこういう感じで描いてみよう!と、
自分の絵にその特徴や技術を、ある程度取り入れることができるようになります!


長々と話しましたが、デッサン力を少し身につけておくと、
観察力がアップして少し世界が広がるよというお話でした!(^^)!

こちらの生徒さんはデッサンは生まれて初めてということだったので、
最初は丁寧に基本的な考え方から学んでもらいました。
別角度からの講師作品

京都二条城前 水彩画教室 紫水庵ではデッサンが初めての方にも
優しくわかりやすく教えているので、ご興味がある方はお気軽にお問合せください(^^)/
初心者大歓迎です!

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