講師作品「バラより猫」をご紹介します!

今回は講師のじゅんや先生が「バラより猫」シリーズを描いておりまして
その制作過程をお伝えします。
花より団子からもじってバラより猫になりました。
7/26~8/1まで梅田阪急10階で3人展を予定しておりまして
その為に描いております。
ウェットインウェットという技法で描いていきます。
簡単に言うとまず水彩紙を水で濡らし、絵の具で滲みを作って
乾いた後に水少なめの絵の具で描写していく描き方です。

滲みの段階ではあまり鉛筆の下書きはいりません。
なんとなくバラとネコのところに色を想定して置いていきます。
黒猫の目やバラの陰影には平筆で削ったり(白抜き)、色を置いたりします。
完成!にじみが良い感じに残っているところは残すのもポイント。
三毛猫とバラです。これも下書き一切なしで何となく色を置いて滲みを作っていきます。
少し絵とにらめっこしながら、細部を考えます。
乾いたら少し鉛筆で描き起こしてから細かい描写をしていきます。
滲みで偶然できた形をそのまま活かしながら資料を見て花や葉や茎や形を見つけていきます。
また平筆を使い形を調整します。
完成!三毛猫の瞳にはホワイトを入れました。

資料集めも大切です。
黒猫と三毛猫は先生が飼っている猫なので
たくさん撮りだめてきた写真の中から良い表情のものをチョイスしました。
またバラも今、盛りなので植物園に行ってたくさん写真を撮ってきました。
その猫とバラの写真を組み合わせて作品が出来ました。
バラも猫の画像も、ネットから探すにもなかなかいい形や表情の資料に巡り合えないもの。
普段の資料集めも大事になってきますので
みなさんも資料集め、初めは大変かもしれませんが
楽しんで写真を撮る癖をつけておくと後に良い絵につながるかもしれませんよ!

京都二条城前水彩画教室紫水庵では
ウェットインウェットの描き方も教えております。
(教室にたくさんのドライヤー完備。)
また、オリジナルの作品の組み合わせ方、構図などの
指導もしておりますので是非お気軽にお尋ねください。
気になる方はまずは体験からお申込みお待ちしております~!!

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