こんにちは!12月は寒いですね~。
そんな京都の冬では、近年雪化粧と呼べるような積雪が少なくなってきています。
少し寂しいですが、少なくなったにせよとても雪景色がきれいなことには変わり在りませんね!
さて、今回は京都の雪景色で有数の名所の金閣寺を2時間ほどで描きたいと思います。
早速、順を追って説明していきます。
まず、今回は風景画ということでまわりに白いフチをつけるとより完成した絵が映えます。
そこでマスキングテープを四方に貼り、枠から飛び出して描いても最終的にはきれいなフチが残るというやり方をして描いていきます。
次に、ざっくり下書きをします。
ここは好みですが、丁寧に描いても、ざっくり描いてもどちらも魅力的な絵が描けます。
(花などはきれいな線画を描いた方がきれいかもしれません!)
最初に薄い青色系の色で空と金閣の手前の池を塗っていきます。
そのあとでその手前にある緑系の木の色を乗せ、
金閣寺とその反射の部分は残しながら塗っていきます。
金閣寺の黄色を塗り、屋根や木材の箇所の濃い茶色を塗りました。
濃い色を塗ることで急に画面が締まりましたね!
屋根の雪が積もっている部分は白地を残しています。
今回は上からアクリルホワイトで雪を描いていきます。(邪道かと思われる方もおられますが、絵は自由に好きなように描くのが一番です!)
点描で筆を走らせながら白を乗せていきます。
ある程度全体を塗り終えたら、濃い緑や紫などで色みを増やしながら調整していきます。
さらに金閣寺の美しさをより際立たせるために、周りにさらに暗めの紫を置くことでメリハリをつけています。他にも雪の下の影を濃い色でつけたり、各所に濃い色で画面を引き締めています。
最後にマスキングテープをはがして完成です!(ここまでで2時間程度)
マスキングをはがすときれいな白フチが出来るので、風景画を描くときにお勧めですね。
完成はざっくりとですが、きれいに短時間で描く練習をすることで絵の上達度が上がります。(ここポイント!)
少し駆け足でしたが、引き続き 二条城前 水彩画教室 紫水庵では、絵を上手に描けるようになりたい方や、単純に絵を楽しみたい方など、少しでもご興味があればご連絡をお待ちしております。
まったり絵を描いていきましょ~。
ではでは、次のブログをお待ちくださいね!
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