懐かしい自然の風景の描き方

こちらの作品を大人の生徒様が仕上げていただきました。
故郷の風景なのだそうです。
懐かしい雰囲気の絵はこのように
夕陽だったり朝陽だったり
陽がほのかに射している風景のことが多いです。
なぜなら光と影の差が大きくドラマチックな明暗差が
ノスタルジーを喚起させるからです。

今回のこちらの風景も手前の草むらや
奥の影になっている林は濃いグレーを使っていただきました。
山は明るいピーコックブルーにミネラルバイオレットをうすくひいて
グラデーションにしていただきました。
なので影がある風景でも鮮やかな部分は
鮮やかさを保ちながらドラマチックな雰囲気も作り上げていますね。
そして
風景につきものの奥行きの表現で
奥にいくほど薄くなり、手前は濃くなります。
そのセオリーを絵ではより大げさめに表現してあげると
しっかり遠近感が出ますね。



今回、こちらの生徒様は水彩画が初めてとは思えない
ステキな作品になりました!
引き続き風景画頑張っていただきたいですね。

京都の二条城前水彩画教室 紫水庵では、初心者の生徒さまを募集していますので、
気になった方は是非お問合せください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました