舞妓さんとバレリーナを描きました!

こんにちは、京都二条城 水彩画教室 紫水庵の稲田です!
今回は2種類の人物を描きましたので紹介したいと思います。

一枚目は、美しい舞妓さん、二枚目はバレリーナさんです。

それでは舞妓さんからご紹介していきます!
割れしのぶの髪型にきらびやかな花かんざし、赤い口紅、お顔の白塗り、
深緑の着物
など、舞妓さんを作品にする際には華やかに彩る要素がたくさんありますね(^-^

下書きをした後は、光が画面右側から来ていることを意識して
各部の左側に影が来るように描きます。丁寧に一つ一つのパーツに色を乗せていきます。

ポイントは顔の白さと顔の隣にある花かんざしの白さを背景を描いて際立たせる事と
赤と緑の補色の関係で美しく画面を彩る点です。


背景には舞妓さんにも使っている赤系と緑系の色を使いぼかしながら入れていきました。
(あくまで背景なので人物が一番目立つように!逆に人物は鮮やかに)

仕上げには目と唇、お座敷かごの紐にはアクリルホワイトでハイライトを入れています。
完成作品は華やかな舞妓さんに仕上がりました。

下書き

二枚目は練習に励むのバレリーナさんの絵で、スピードペインティング(早描き)になります。

下書き

全身を描く場合、下書きの時点で人物デッサンが狂っていると、
色塗りの時に美しく描けない場合が多いです。
腕、足の長さ、肘やひざの位置、顔の向きや大きさなど、きれいに決まってくるまで
直しながら下書きを描いていきます

お尻もチュチュ(スカート)で隠されていますが、
腰のラインから太もものラインまでちゃんとつながって見えるように描きます。

着彩では光源を意識して、今回は右上が明るいの部分、左下が暗い部分というふうに構成します。
人物でのポイントは肘やひざなどの関節部分や指先を少し赤みを増やすと血が通っている感が増します。今回は顔は中心ではないですが、バストアップの構図などでは頬や鼻先も少しピンクや赤みを乗せると生命力のある顔に仕上がります。
完成作品も光が感じられる美しいラインのバレリーナさんに仕上げることが出来ました!

完成

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