スピード着彩で冬の参考作品「キツネ」を描きました。

寒い季節になってきたので、何か冬のモチーフがないか探していたところ、 キツネのかわいい写真を見つけてきました! 実際には簡単には見られませんのでインターネットで探しました。

キツネは哺乳綱ネコ目イヌ科イヌ亜科という、どちらかというと犬の亜種に近い位置づけのようです。
可愛いければすべてよしですね!!じゃあ描いていきます!

寝ている姿がなんとも可愛いですねー。下書きはざっくりと描きます。
鼻、口の長さや、目の位置などに気を付けてキツネらしく描きました。(ざっくりと!)

色を塗っていきます。
ここでポイントなのが、最初から濃い色を乗せずに明るい部分の黄色ベースで色を塗っていきます。
目や鼻、耳の黒い部分は濃い色なので後まわしです。黄色からだんだん濃いオレンジを乗せていくイメージで塗っていきます。
筆はべたっと塗らずに毛並みに沿って毛の束を描いていくイメージでふさふさっとした質感を感じるように描いていきます。

塗り進めていきます。色が濃すぎたと思ったり、筆あとをにじませたい場合やその箇所を薄くしたい場合は、水だけを含んだ筆で塗ります。
ティッシュでポンポンと塗った部分をたたいて薄くするのも味になってきます。
進めていきます。この段階で紺色や黒で目鼻耳を描いて顔に締りを出していきます。

黄色やオレンジ系で色をまとめても十分ですが、色幅を増やしてより深みを出すために思い切って紫を乗せることにしました。
色幅が増えることにより絵全体をより鮮やかに見せることが出来ました。
なお影の部分に紫を入れることによって空間も出すことが出来ます。
以上で完成です!
線画から色塗りまで1時間20分ほどです。

二条城前 水彩画教室 紫水庵では引き続き体験会を開いて生徒さんを募集しているので、一緒に動物や花、風景画など(ほかにもあります!)を描いてみたいという方、絵を描くことに少しでも興味を持っておられる方など、お気軽にお問合せくださいませ。お持ちしておりますー!

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