「金髪の女性」の作業工程をお見せします!

こんにちは!
今回は女性画の作業工程をご紹介します!(^^)!

みなさんは、人の顔がうまく描けないと思ったことはありませんか??
とても難しいですよねー(^-^;
なんか平面的で人形っぽく見えたりとか、女性画なら、なぜか美人にならなかったり。。

実は人の顔には、ポイントになる部分が何点かあります!
工程と一緒にご紹介していきますね(^^)/

今回は生徒さんにGUCCIの広告写真を持ってきてもらったので、それを参考にして描きました。

下書き

人物画のポイントになるのが、人の顔は面で見ることです!
アイアンマンのようなお面になってしまいますが、、
線を引いて面取りをしたら、顔はだいたいこんな作りになっています!

1つ目のポイントは頬骨から口角までの面の立体感を意識する、です。
上記の面取りを参考に、光が当たる正面の面は明るくなり、
ほっぺたの側面は影になるので、少し暗くなります。

2つ目のポイントは、鼻にも正面、側面があります。
側面も意識して少し影エリアを作ると立体感が出ます(^^)

3つ目のポイントは、目の作りの理解です。
目は難しいですが、コツがあります、!(説明が複雑ですいません(^-^;)

1、眉毛の下エリアは影になります。
2、まぶたは光が当たり、少し明るくなります
3、まぶたと眼球の間は谷になり、影になります。
4、眼球は球体なので、上部にはハイライト、下半分は影が入って暗くなります。両端も暗く。
5、下まぶたには、上面(下まつげあたり)と下面(涙ぶくろあたり)があり、
上面は光が当たるので、眼球の下に明るいラインを入れます。
6、下まぶたの下面は影になります。
7、瞳の下半分の影の中に反射光を入れて少し明るい色を置くと、
水晶のようにきれいになります!


だいたい以上のようなことを意識して描くようにすれば、
目がのっぺりせずに立体感が出てきます。


その他のポイント↓
・おでこにも、正面の明るいエリア、側面、上面の少し暗いエリアがあります。
ここも差を出しましょう。

・口も上唇は陰になり、下唇の先端には光が当たります。
その下の顎も上のエリアは明るくなり、下のエリアは影になります。

顔のパーツごとのポイントを何個かご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
最初は大変ですが、細かい部分を理解して描くことが出来れば、
グンと人物画のクオリティーがアップするはずです(^-^

塗り1

顔を引き立たせるために背景は黒めに。髪や毛皮も立体感を意識して描写します。
最後にジュエリーをキラキラさせて完成です!

完成

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